過日2月27日に開催しました「第30回奈良からつながる市民の集い」にお集まりいただき、ありがとうございました。
第一部は当会理事長の著作「奈良発ふまじめ教師の市民教育運動」のあとがき、吉武輝子さんと竹本源治さんのことをきっかけに、戦前の教員たちが、戦後どのように教育界で生きたのかを掘り下げたものでした。
鋭い切り口で、教育の戦争責任・そして戦後責任、それが今に続く教育のトップダウンにつながるということを語られました。大変興味深かったです。
後半は、前川喜平さんの「学校からのエクス出す」というタイトルでの講演でした。
誰しもが普通教育を受ける権利を持っているのに、今や196000人にも上る不登校生の存在の理由に、生きづらさを作っている政治の責任があることを鋭く指摘されました。
その理念を実現するため、市民ひろばなら小草では、「すべての人に無償の普通教育を」という活動を続けています。今週も、相談が入っています。フリースペースへの体験もあります。これからも頑張らねばと決意を新たにしました。
なお、後半の開始にあたって、ズームの不手際で音声が途切れてしまったこと、この場を借りてお詫びいたします。
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